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【人によって違う】自分に合ったWordPress環境をソフトウェア構成の観点から考えよう

サーバ・インフラ

このサイトでもWordPress環境の構築方法についての記事をいくつか掲載していますが、
そもそもWordPress環境(ソフトウェア構成)は何種類か存在し、
それぞれ構築方法が異なります。

どういう環境でWordPressを運用したいかは人によって違うので、
これからWordPressを始める人だけでなく、すでに始めている人も、
WordPress環境について考えることをおすすめします。

本記事では、
何種類かあるWordPress環境について、
それぞれどんな人に向いているのかを説明します。

環境を変えることは不可能ではありませんが、
上手く行かないかもしれない、運用中のWordPressを壊してしまうかもしれない、
といった不安な気もちに少なからずなるので、
この機会にぜひ参考にしてみてください。

前置き ~そもそも何でこんなことを記事にしているのか~

このサイトでは、
下のような「完成イメージを先に共有して、それを構築するための手順をシンプルに説明します」という類の記事をいくつか掲載しています。

この類の記事は、「まさにその完成イメージ通りの環境を作りたい!」と思っている人向けなので、
「なぜこの環境を作るのか」みたいなそもそもな話は書かず、
手順だけを示した極力シンプルな記事を書くように心がけているのですが、

「WordPressならこの環境が最適だよ」
と言っているわけではなく、
そういったことを書く機会がなかったので、今回記事にしてみています。

私はOSやミドルウェアのあらゆる組み合わせを試して皆さんに教える、
みたいな情報屋的な活動をしているわけではなく、
自分が必要だったり興味を持ったりして実施した中で有用だと思うことを
記事にしたりしています。

なので、
Ubuntu上にLAMPとWordPressを自前でインストールしたWordPress環境を構築したのも
自分がそれを使いたかったからであって、
先にこのソフトウェアスタックの採用理由を言っておくと、

「マシン上でWordPress以外の任意のプログラムを動かせられるようにしておくため」
「Debian系のOSを使用したいため」

の2つがあるからなんですよね。

なので、この2つが無ければ、この方法は取っていません。

そもそも、
どこまで自分が要求を出したいか

クラウドサービスとはそもそもそういう風な考えで、
自分の関心がない(要求しない)部分はマネージドサービスにお任せにできるということにメリットがあるわけです。

そんなことを踏まえた上で、以降を読んで参考にしていただければ幸いです。

WordPress環境のそれぞれの概要、どんな人に向いている?、お勧めのサービス

WordPress環境として、
ざっくり、下の4つの種類があります。

①【超簡単】自動構築サービス(SaaS)を使って構築する

②【簡単】VPS(IaaS)のWordPressテンプレートを使って構築する

③【少し難しい】VPS(IaaS)に自分でWordPressを構築する

④【少し難しい】VPS(IaaS)に自分でコンテナエンジン(Docker等)をインストールしてWordPressコンテナを使って構築する

以降ではそれぞれの、概要、どんな人に向いている?、おすすめのサービスを説明します。

カッコ内には構築の難易度を書いていますが、
難しいほど良い環境ということではありませんので、
自分に合っているかどうかで判断してください。

①【超簡単】自動構築サービス(SaaS)を使って構築する

構築はサービスにお任せして、すぐにWordPressを始められます。
WordPressしか使えないという点で自由度は低いけど、
とにかく簡単にWordPressを始めることができます。

どんな人に向いている?

・とにかく手軽にWordPressを始めたい人
・WordPress以外の機能(他のWEBサービス等)を使用しない人

おすすめのサービスは、ConoHa WINGです。
以下の記事でConoHa WINGを紹介しているのでこちらも参考にしてください。

②【簡単】VPS(IaaS)のWordPressテンプレートを使って構築する

構築はWordPressテンプレートを使うことでお任せできます。
その上、WordPress以外にも活用できる幅が広いという点で自由度が高いです。

どんな人に向いている?

・WordPressの構築はお任せしたい人
・WordPress以外にもサーバーの活用を考えている人

おすすめのサービスは、ConoHa VPSです。
ConoHa VPSでは、
「WordPress(KUSANAGI)」や「かんたんKUSANAGI」というテンプレートが用意されており、
それらを使うことで構築をお任せすることができます。
ただし、OSのバージョンは限られているので注意が必要です。

下記の記事でConoHa VPSの始め方を解説しているので、
ぜひ参考にしてください。

③【少し難しい】VPS(IaaS)に自分でWordPressを構築する

VPS等のサーバーマシンに自分でWordPress環境を構築していく方法です。
ベースとなるOSから自分で選択できるので自由度が高いですが、
LAMP環境の構築とWordPressのインストールを自分で行う必要があるので、
難易度がやや高いです。

どんな人に向いている?

・WordPress以外にもサーバーの活用を考えている人
・②の方法では自分の好みのOSバージョンを選べない人

おすすめのサービスは、ConoHa VPSです。
ConoHa VPSでは、CentOS、Oracle Linux、Ubuntu、Debian、FreeBSP、Fedora、openSUSE、Arch Linux、NetBSD、OpenBSP、AlmaLinux、Rocky Linux、MIRACLE LINUXと、
多くのOSの中から選択できます。

下記の記事でConoHa VPSの始め方を解説しているので、
ぜひ参考にしてください。

④【少し難しい】VPS(IaaS)に自分でコンテナエンジン(Docker等)をインストールしてWordPressコンテナを使って構築する

VPS等のサーバーマシンに自分でWordPress環境を構築していく方法です。
③との違いは、サーバーマシン上のOSに直接LAMPとWordPressをインストールするのではなく、
Dockerエンジンをインストールしたうえで、LAMPとWordPressはコンテナとして構築します。
ベースとなるOSから自分で選択できるので自由度が高く、
またコンテナとして構築するため可搬性に優れている点でも自由度が高いです。
Dockerエンジンのインストールやコンテナの構築が必要で、
難易度はやや高いです。

どんな人に向いている?

・WordPress以外にもサーバーの活用を考えている人
・③の方法よりもWordPressの可搬性を良くしたい人(WordPress環境をOSに依存させたくない人)

おすすめのサービスは、ConoHa VPSです。

下記の記事でConoHa VPSの始め方を解説しているので、
ぜひ参考にしてください。

ConoHa VPSには、Dockerテンプレートという、
Dockerエンジンがあらかじめインストールされた環境を構築することができる、
テンプレートが用意されています。

Dockerテンプレートについては下記の記事で解説しておりますので、
こちらをご覧ください。


まとめ

本記事では、
何種類かあるWordPress環境について、
それぞれどんな人に向いているのかを説明しました。

環境を変えることは不可能ではありませんが、
上手く行かないかもしれない、運用中のWordPressを壊してしまうかもしれない、
といった不安な気もちに少なからずなるので、
この機会にぜひ参考にしてみてください。

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